「そもそも、女の子は、どういうポイントで、男子を好きになるのでしょうか?」
以前の記事『はじめにロックオンするのは狡猾な女の子。踊らされるのは男子』では、ロックオンするのは、女の子の方が先。ということを書きました。たぶんこれは、本当なんじゃないかなあ、と思います。
じゃあ、女の子は、どういうポイントでロックオンするんだ! これがわかれば、百戦百勝のモテ男になれるじゃないか!という当然の展開になる。
で、いろいろ調査してみましたですよ。僕の知り合いの女の子たちへのヒアリングとか、ネットとかなんとか。
ホリエモンなんかは、こんなことを言っている。
「女にモテるには、金持ちと有名人になること。女はほいほいエッチしてくれます」
男らしい実にさっぱりとした断定ですな。これは、ホリエモンが途中でずっこけちゃったけど、ライブドアで荒稼ぎして、いろいろ経験した上で、得た法則なんでしょうなあ。だから、文句のつけようもないよ。きっとそうなんでしょ。だから、こんなコラムを読むより、ホリエモンのところに行って、金儲けの方法でも教えてもらった方が手っ取り早いかもね。でも、教えてくれるかな?ホリエモン。
ネットでは、時々、オトメスゴレンっていう記事を読んだりもしてみます。これは、「女が許してもいいとおもう10の瞬間」とか「女が醒める男の8の特徴」とか、逆に、「男が恋におちる9の女の仕草」とか、そういうのが載っている。結構、ライトな書き味で読み物としてはおもろいですなあ。そういうのを、全部加味して、実際の女の子に訊いたりして、ネタ集めしてみました。すると、続々といろんな答えが出てきた。
「落ち込んでいるときに、旅先の風景の写メを送ってきてくれた男子にきゅんと来ちゃいました」
「厚い胸板、太い腕。」
「手が大きい人に惹かれます。女の子は手が小さいじゃないですか」
「スーツ姿。で、仕事が終わって、ネクタイを緩める瞬間が好き!」
「あたしは、スーツは嫌い。私服がかっこいい人」
「少年ぽいヒト。サッカーなんて見ていて熱くなったりしているのを見るのが好き!」
「オトナなヒト。なんかで、ムキになって、言い負かそうとしたりしてくると、ガキ!と思う」
「お喋り男は嫌い。自分ばかり喋ってないで、こっちにも喋らせろよ!と思う」
「車の運転がうまいのがかっこいいと思ってる奴がいるけど、これみよがしはかっこ悪い」
「段差を飛んだ時」(意味不明)
「酔っ払って、へろへろになってる姿。ああ、あたしに心を許してくれてるって思う」
「酔っ払いは大嫌い。どんなに好きでも、酔っ払われると醒める」
「花火とかに、無防備に感動している横顔にほれた」(そんな男いるのかな)
「よ~し、オレに任せとけ!とか張り切る姿」
「ちょっといじわるすると、しょぼんとなるところ」
「いじわるを聴いてくれる」
「なぜだか、公園を一緒に歩いていたら好きになった」
「はじめてのデートなのに、公園を歩こう、とか言われて、安上がりにされて嫌いになった」
「寝ている顔を見たとき」
「食事をしたあとに、おごってくれたんだけど、なんかおごってやったんだからね、という空気を出されて、嫌いになった」
などなどなど。まだ、いっぱいあるけど、きりがない。
さて、女の子が、男子を好きになるポイント、嫌いになるポイント、もうわかりましたね。え? わからない?
つまり、女の子が、男子を好きになったり、嫌いになったりする共通のポイントなんてない。ってことがわかりませんか?
女の子ひとりひとり言うことが全く違うし、同じ女の子でも、その時によって全然違ったりする。でも、それは、女の子が気まぐれだ、とか、そういうことでもない気がする。男子の自分を振り返ってもわかるでしょう?
君が女の子を好きになるポイントはなんですか? そりゃあ、巨乳がいいとか、髪の長い子が好きとか、いろいろあるだろうけれど、巨乳ならなんでもいいわけでもないでしょ? 巨乳じゃない子でも、好きになったりしたことだってあるんじゃないですか? 女の子だって同じことですよ。こういう条件だから、このヒトが好きになりました。っていうふうに、理詰めでヒトを好きになるわけじゃありません。じゃあ、その法則は、結局なんなんでしょう?
これこそが、究極の法則ですよね。残念ながら、僕にはまだつかめてません。僕にいえるのは、共通のポイントはない。ということ。はぐらかしたようで申し訳ありませんが、これが答えですね。
さて、次回ですが、この連載コラムも50回を越えて、いろいろ言ってきましたが、ここにご紹介したほかにも、結構、いろいろ突っ込まれたり、怒られたりもしてます。
で、ちょっと、このヒロNに寄せられた読者さんからの突っ込みを紹介して、釈明の意味もこめて、それにお答えしていこうと思います。乞うご期待!
(ヒロN)
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ヒロN
コラムニスト。コピーライター。プランナー。1958年生まれ。生物学的にはおっさんですが、精神年齢的には、中学生程度です。2005年から2008年までメイド喫茶を経営。その経験を活かし、「女の子の取扱い説明書」なる本を書きました。著書「メイド喫茶元オーナーが書いた女の子の取扱い説明書」「男のダイエット」「脱力系シニアライフのすすめ。」(いずれも無双舎刊)・ヒロN氏のブログ 「ヒロN式!」
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